空想 air castle 2004 2 24
厚生労働省は、「夢みる乙女」かもしれない。
今日(2月24日)の読売新聞の第一面の表を見ると、そう思えてくる。
この表では、
「厚生年金モデル世帯」として、
夫が、40年間、厚生年金に加入し、
妻が、40年間、専業主婦という世帯となっている。
今の時代、
夫が、40年間も、「会社勤め」というのが、あり得るでしょうか。
妻が、40年間も、専業主婦というのが、あり得るでしょうか。
このような設定は、高度成長時代は、あり得たが、
リストラ時代、大失業時代の現代では、空想の話である。
厚生労働省は、「夢みる乙女」かもしれないが、
国民は、現実を見ている。